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胃・十二指腸潰瘍とヘリコバクター・ピロリ菌Q&A
最近、胃潰瘍・十二指腸潰瘍の原因として、ヘリコバクター・ピロリという細菌(以下、ピロリ菌)が注目されています。

普通、健康な胃や十二指腸では攻撃因子(胃酸・ペプシンなど)と防御因子(粘液・粘膜など)のバランスがうまく保たれています。何らかの原因でこのバランスがくずれると、胃液が胃や十二指腸の組織を傷つけるようになり、潰瘍が起こります。
バランスがくずれる原因として、ストレスをはじめ、アルコールやニコチン、鎮痛剤などの薬物の影響が考えられてきました。さらに近年、ピロリ菌も潰瘍に深く関与していることがわかってきました。

ピロリ菌に感染すると胃に炎症を起こすことが確認されていますが、ほとんどの人は症状を自覚しません。胃・十二指腸潰瘍の患者さんは、ピロリ菌に感染していることが多く、潰瘍の発生、さらに再発や治りにくさにピロリ菌が関係していることがわかってきました。

かりゆしクリニックではピロリ菌の検査・除菌療法を行っております関心のある方はお気軽にお問い合わせ下さい。
■ピロリ菌って何? 
ピロリ菌 ピロリ菌は胃の粘膜に生息しているらせんの形をした細菌です。一方の端に鞭毛(べんもう)と呼ばれる毛が4〜8本付いていて、活発に活動することができます。

かつて、強い酸(胃酸)がある胃の中にはどんな微生物も住めないというのが医学会の定説となっていました。1983年、オーストラリアのワレンとマーシャルという医師が胃からの分離培養に成功し、ピロリ菌が胃の中に生息していることを報告しました。その後のさまざまな研究から、ピロリ菌が胃潰瘍などの病気に深く関わっていることが明らかにされてきました。

■ピロリ菌はどうして胃の中で生きていけるの? 
普通、胃には強い酸(胃酸)があるために、通常の菌は生息できないのです。ところがピロリ菌は「ウレアーゼ」という酵素をもっていて、この酵素を利用してピロリ菌の周辺をアルカリ性の環境にすることにより、胃酸を中和して身を守っているのです。

■ピロリ菌の感染経路・感染率は?
感染経路はまだはっきりとわかっていませんが、口を介した感染(経口感染)が大部分であろうと考えられています。また感染率は先進国と発展途上国でかなり違っています。日本の場合その中間であり、年令と共に感染率が高くなっています。若い人のピロリ菌感染は比較的少ないのですが、40才以上では約80%の人がピロリ菌に感染していると言われています。

■ピロリ菌の検査について
日本でも胃・十二指腸潰瘍については、2000年11月より、ピロリ菌の除菌療法が保険で認められるようになりました。

ピロリ菌の検査には、内視鏡を使う方法と内視鏡を使わない方法があります。
内視鏡を使う方法には、@迅速ウレアーゼ試験、A鏡検法、B培養法があります。これらの方法では、内視鏡により採取した胃の組織を用います。
内視鏡を使わない方法には、@尿素呼気試験、A抗体測定(血液や尿)、B便中抗原測定があります。
■ピロリ菌の除菌療法は?
ピロリ菌の除菌療法とは、2種類の「抗生物質」と「胃酸の分泌を抑える薬・プロトンポンプ阻害薬(タケプロン等)」の合計3剤を同時に1日2回、7日間服用する治療法です。

下痢、軟便などの副作用が1割程度の患者さんに出ることがありますが、さほど心配することはないようです。すべての治療が終了した後、4週間以上経過してから、ピロリ菌が除菌できたかどうか、もう一度検査する必要があります。

ピロリ菌の除菌に成功すると、
◎何度も再発を繰り返していた潰瘍の再発が抑えられる
◎維持療法(潰瘍が治った後も再発予防のために薬を飲みつづけること)の必要がなくなる
などの効果があります。



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